傍聴
刑事事件の裁判を傍聴した。
刑事といっても、罪状は「わいせつDVDの販売」。
被告は、身内でも友人でも知人でもなく、
仕事上の知り合いなので、不謹慎だが、「おもしろ」かった。
ちょっとした関係者でいながら、
何のストレスもなく気楽に傍聴できるなんて、そうはないだろう。
もっと厳粛にわかりづらく進行するのかと思っていたが、
わりと身近な言葉で解りやすく進んでいく。
一番意外だったことは、罪の追求より、
むしろ更生の可能性を検証することに重きを置いている感じがしたことだ。
凶悪犯罪ではないからかもしれないが、
更生を誓いさえすればいいのかと、少し疑問を感じた。
「被害者不在の犯罪」と言われてはいるが、
「社会に与える影響と、非合法組織の資金源となっている背景から、
許されるものではない」と言う検事の意見にまったく同感してしまった。
同時に、証人として出廷した母親を見て、
子育てだけは手を抜いてはいけないと痛感した。

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